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Kは帰路を急いでいた。

今日は早く帰って眠りたい。
14時間も働いた。
忙しくて、昼飯も夕飯も食べていない。
空腹で頭痛がひどい。

携帯を見る。

午後10時。

Eからの連絡はない。
Eとは、3年ほど同居している異性である。
もしかしたら、もう寝ているかもしれない。
Eからの音沙汰がない時は、8割以上がそうであった。

夕飯は何にしよう。
それともこれは2食目だから、昼飯かな。
などと考えていたら、ほどなく自宅の最寄り駅に到着した。

Eから着信があった。

Kは折り返す。
電車が走り去る音が、うるさい。
乗っている時は全く気にならないのに、なぜだろう。


Eが電話に出る。
様子がおかしい。
少なくとも、外出先の様だ。
そんなことは年に1、2度しかないのでKはどきっとする。
事故、事件、または…非常に少ない可能性ではあるが、仕事が長引いている?
いや、それよりは「今、隣の県」のほうが現実的だ。
Eはよくそんな事を口走る。


要領を得ない言葉を拾い上げ、どうやらEが仕事後に呑みに行き、酔っ払って帰る最中だということが推測された。

まったく…。

空腹も相まって、イライラしそうになる。
いけない。
自分だって、よくやる事だ。
それこそ、Eの50倍の確率でやってきた事だ。
精一杯優しく聞こえるように返事をし、最寄り駅でEを待つことを告げた。

どんなに遅くても、Eのいる場所から15分もかからないはずである。

しかし、それから1時間、Kの携帯はなることはなかった…。



つづく
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