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通勤電車でマイケル・ジャクソンに会った。





なんのこっちゃない、








マイケル似の青年








である。










初めて出会ったのは帰りの乗り換えの駅だった。

やたら目立つ人がいる。




ショッキングピンクのジャージ
髪は全体がソバージュパーマ
腰まである髪をひとつに束ねてる
やたら鼻の高い、男。




私はマイケルといったらジョーダンなので
そっくり! とは自信を持って言えるほどマイケルの顔はわからない。
しかし思った。





彼は、マイケルの魂を持っている、と。







そんなアナーキーな格好をした、
推定25歳くらいの日本男児が
東京の地下鉄で律儀に列に並んでいた。

もっとこう、

ギターにまたがって頭をふりながら叫んで歩いていそうな、
そんな青年がである。



青年と同じ車両に乗り込んだ私はしばらくクギヅケになり、
彼の様子を伺った。

音楽など聞いていないのに身体を揺らしたり、
ステップを踏み始めたり、
他人にケンカを売ったりと

期待していたことは何一つ起きないまま、私は彼を残し電車を降りた…。

もう会えないかもしれないかと思うと、少し残念だった。

さらば、ショッキングピンクの青年よ…。


東京にはいろんな人がいるなあ…。




そう感慨にふけた翌日、





また会ったw




しかも朝の9時30分。



ロッカーが、こんな時間に起きてるハズがない!




その時の私の驚きと言ったら
まさに目ん玉が飛び出んばかりだった。



なるほど彼は、武道館や東京ドームなどの帰り道だからあんなキテレツな格好をしていたのではない、


私服なのだ


と一瞬で合点がいった。

そしてもうひとつ分かったことがある。







それは…











彼が私と同じ、


10時ー18時 勤務


に違いないということだった。




あんな格好をして(次の日も髪は長く、結ばれていた)

規則正しい生活をしているのだ。









私は考える。


デスクに座って電話をとるショッキングピンクの男を。




私は考える。

コンビニのレジをしながら、ロックな魂を押し沈めるショッキングピンクの男を。



なるほど個性とは、こうして隠しきれず表面化してしまうものなのだなと。




そして、初めての出会いから1年近くたった今日。


何一つ変わらないショッキングピンクの男が
駅のホームに立っているのを目撃し、
なぜかほっとしたのである。




よかった、彼は

マイケルの魂を失ってはいない、

都会の荒波に立ち向かって生きているのだ


と。
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